米中会談 最後に米国のちゃぶ台返し

11月 20, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

米国大統領・梅ちゅんと中国国家主席キンペイは15日、米カリフォルニア州サンフランシスコ郊外で食事を含めて4時間強に渡り会談した。

その後の記者会見では、「キンペイとの間を含むハイレベルでの外交を維持し、追求していくことになった。私たちは電話で直接連絡を取れるようにする事で合意した」と述べた。

加えて、「アメリカは中国とこれからも競争するが、その競争は責任を持って管理する。衝突や偶発的な衝突に陥らない。そして台湾については、私は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。」とも述べた。

結局、キンペイがわざわざ米国まで足を運んだ割には、経済に関する進展はなく、経済が瀕死状態の中共としては期待した程の成果は無かった事になる。

とは言え、両者の関係は維持する事と、中共の台湾侵攻は無いという事で、まあ、最悪の両国衝突は無さそうだ。

しかーし、記者会見ではその後、キンペイをこれまでのように独裁者と呼ぶのかとの質問に対して、「共産主義国家を運営する人物という意味で彼は独裁者だ」と断言し、「我々とは異なる統治形態だ」とも答えた。

あやぁ~、ちゃぶ台返しだぁ。

これじゃあ、キンペイの顔はまる潰れ。中共は即座に外務省副報道局長が「極めて無責任で誤った発言であり中国は断固反対する」と火病ったのは当然だ。

藁をも掴む思い出のキンペイの訪米は言ってみれば空振りに終わった事になり、こうなると頼りは日本であり、その弱みに付け込んで今がチャンスとばかりに日本はキンペイに対して拘束した日本人の即時解放や尖閣付近での中国公船の活動の即時禁止、などを強行に訴える‥‥

何て事が、キッシーに出来る筈も無く、只々チャンスを逃している。

そのキッシーだが、減税問題では財務省に梯子を外され、解散のタイミングも失い、レームダック化し総理辞任‥‥というシナリオが見えて来た。

とは言え後釜が、これまたロクなのがいないという日本の現状だ。

加えて、創価学会の池田名誉会長の死去による公明党への影響など、こりゃ日本政界に大きな波が押し寄せそうだ。

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