もしも今英国で解散総選挙を行ったら保守党は完敗する?
10月 22, 2022
就任後僅か45日にして首相が屈辱の辞任となった英国保守党政権だが、さてこんな状況でもしも解散総選挙を行ったらどうなるかについて、ドイツの市場および消費者データを専門とするStatista(スタディスタ)は、以下のように分析している。
⇒Conservative Wipeout if Election Held Now
選挙が今開催された場合、保守党は一掃
ここで文中のグラフを日本語化してみた。
ありゃあ~っ、保守党支持者の殆どが労働党に乗り換えてしまう、という予想だ!
英国は日本と同様、というかあちらが本家ともいえるが、議院内閣制だから、第一党の党首が首相となるために、今回のリズ トラス首相の辞任劇でも総選挙は行われず、保守党内での党首選びが、これすなわち首相選びとなる訳だが・・・・
これ程の大失態ともなれば、本来は解散総選挙となるべき、という意見は当然出てくるが、その場合、上記の推定グラフを見れば保守党はボロ負けで、まさしく政権交代となってしまう。
因みに、英国の首相は第二次大戦後(1945年以降)では、12人が保守党、6人が労働党であり、労働党政権は決して珍しい事ではない。
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