英首相 大型減税策の全面撤回の屈辱の中 在位45日で辞任を表明

10月 21, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

今年7月、ボリス ジョンソン首相の辞意表明を受けて保守党党首選挙に出馬し、最終の第5回投票でライバルを僅差で逆転し2位となり、リシ スナック前財務相との決選投票に進み、最終的に逆転で当選したリズ トラス首相は、英国の女性首相としてはマーガレット サッチャー、テリーザ メイに次ぐ史上3人目となった。

その3人目の女性首相が、就任後45日で辞任を表明するという事態が発生した。

では、この短期での電撃辞任の原因とは何だったのだろうか?

それは経済対策で財政悪化の懸念から通貨ポンドと英国債価格が急落するなど市場の混乱を招き、10月中旬以降は財務相を更迭し大半の減税策を撤回するなどを余儀なくされ、支持率は一桁まで落ち込んでいた事が原因だ。

まあ、首相本人の能力も問題だが、取り巻きもロクな人材がいなかった、という事だろうか。

それでは後任はといえば、ジョンソン前首相が党首選に立候補する可能性があるとも言われている。ジョンソン氏が辞任したのは、新型コロナウイルスの厳しい規制が続く中、首相官邸などでパーティーが繰り返されていた問題や、与党幹部が性的なスキャンダルで先週辞任し、二転三転する首相の対応が不誠実だなどとして国民の反発が強まった事によるが、その後釜が見事にコケて、そんならジョンソンの方がよほどマシじゃねぇ、何てところか(笑

結局、フェミニズム運動家が何と言おうと、「雌鶏時を告げれば、国滅びる」という事かな。

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