森元総理がゼレンスキー大統領を批判 マスコミも含めてプーチン極悪説からの脱却か?
11月 20, 2022
今まで世界のマスコミはゼレンスキー=悲劇の大統領→「善」、プーチン=侵略者→「悪」、という構図一色だったが、先日からちょいと様子が変わってきた。
⇒ポーランド着弾ミサイルを真っ先にロシアの仕業と騒いだゼレンスキーが梯子を外される
そんな中で、今度は日本の森元総理が18日夜、東京都内で開かれた日本維新の会の鈴木宗男参院議員のパーティーで挨拶し、「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのは、どういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」と発言した。
加えて、ロシアのウクライナ侵攻に関する報道に関しても「日本のマスコミは一方に偏る。西側の報道に動かされてしまっている。欧州や米国の報道のみを使っている感じがしてならない」と指摘したというのだ。
更には、ロシアに厳しい姿勢を取る岸田文雄首相に関し「米国一辺倒になってしまった」と不満を示したというのだから、徹底している。
いや、全くその通りなのだが、よりによって森氏がねぇ。まあ、親ロシア派の代表ともいえる鈴木宗男氏のパーティーだから忖度した、何て事もあるかもしれないが…。
さて、ポーランド着弾ミサイルの続報だが、第一声ではあれだけ強気なゼレンスキー大統領だったが、世界の動きを見て、流石に世の中の動きが変わったのを察知したようで、16日には軍の報告を信じると言っていたが、17日にはこの件の言及を避けている。
そして西側の反応は
ポーランド国家安全保障局長、「全ての証拠と資料は、ウクライナ側から発射されたミサイルだということを示しています」
アメリカCNN、「ウクライナ軍がアメリカ政府に対し、現場近くでロシアのミサイルを迎撃しようとしたことを認めた」
バイデン大統領、ミサイルはウクライナのものではないと言っているがとの質問に対して、「それは証拠にはならない」
NATO加盟国外交官、「ウクライナは我々の信頼を破壊しようとしている」
これからいよいよ欧州では厳しい冬がやってくる。ゼレンスキーに付き合っていたら、自国の国民が凍死してしまう危機を考えれば、ゼレンスキーを切り捨ててプーチンと和解するのが得策と考えるのは当然、というものだ。
.