米ＦＯＸ元看板司会者のプーチン氏へのインタビューが話題

米国の保守系テレビ局「FOXニュース」の元看板司会者でトランプ前大統領にも近いタッカー・カールソン氏が6日にクレムリンでプーチン大統領にインタビューを行った事は大きな話題になっていたが、その内容を8日に動画として公開した。この動画の再生回数は1億5千万回にも及んでいる。

インタビューは2時間にも及び、プーチン大統領は「戦争を終わらせたいのならアメリカが武器の供給をやめなければならない。そうすれば戦争は数週間以内に終わる」として、ロシアは停戦の用意があると主張した。

そしてNATOの加盟国であるポーランドへの侵攻については、「ポーランドやラトビア、他の国には興味がない」と進行拡大の考えを否定した。

FOXニュースは米国では数少ない右派のメディアで、カールソン氏はロシアに融和的で、バイデン氏のウクライナ支援に対して否定的だったことから、プーチン氏がウクライナ侵攻以来初の米国メディアのインタビューを受けたと言われている。

これに対して米国政府は国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官が、「一方的に隣国に侵攻した」のはプーチン大統領であり「米国民は誰が悪いのかよく知っている」と指摘し、米国民の間でウクライナに対する支持が損なわれる懸念はないと述べたというが、内心は必死だろうねぇ（笑

まあ、トランプ氏が大統領に返り咲けば、ウクライナへの支援は即刻中止だろうし、プーチン大統領との停戦交渉に乗り出す事は間違いなさそうだ。

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