ドイツ政府が国内で大麻合法化法案を承認

報道によれば、ドイツ政府は16日、個人が嗜好品として少量の大麻を所持、栽培することを認める法案を閣議決定した、という。

その目的は流通を管理することで、闇市場での粗悪品の取引や薬物関連の犯罪を抑止することが狙いだという。

対する日本は、一定周期で有名人が大麻所持で逮捕されてTVを賑わしている。しかし海外では合法化の波が打ち寄せているのに何故に日本では犯罪になるのかという話になると、大麻が薬物に手を出す切っ掛けとなり、やがて覚せい剤などに手を出すから、というのが最近の政府やマスコミの主張だ。

以前は大麻の麻薬作用で人体に大きな影響が出る、みたいな事を言っていたが、海外の動きを見ればこの論法が成り立たないのは歴然としていて、いつの間にか薬物入門問題にすり替えたのだった。

これって、大麻が麻薬の一種だとしているから、覚せい剤などに繋がるのであって、合法ならそれ以上には進まないという事ではないのかな。例えば、酒好きが高じて覚せい剤手を出す、何て事が無いのと同じだ。

そういう面では流石に理詰めが好きなドイツ人だけのことはあって実に合理的だ。

日本の場合はといえば、大麻を合法にしたら警察利権が減ってしまうし、厚労省の麻薬取締官なんて失業するかもしれない。要するに役人の利権に関わるから、そう簡単には合法にしないだろう。

そしてもう一つ、陰謀論と言われそうだが、大麻は治療薬としても大いなる効果があるようで、そうなると製薬マフィア、すなわちネオコンとかＤＳが必死でそれを阻止するのもこれまた当然だ。日本はネオコンの言いなりになっている最後の国であり、そう思えば今の現状が納得できる。

.大麻に関してもう一つ。

実は大麻取締法では、大麻の所持は禁止しているが、使用を禁止するという条文が無い！

という事は、大麻たばこの回しのみで1～2服吸ったとしても、その大麻の実行支配は所有者にあるために所持罪は適用できないのだとか‥‥。

そういえば、10年ほど前に歌手の酒井法子夫婦が大麻所持で逮捕されたが、大麻を吸引していた別荘には超有名アイドルも出入りしていたという話があったが、それなら大麻パーティーをやっていた可能性があるのに、何故に捜査の手が及ばないのかと不思議に思っていたが、訪問者は酒井夫婦の所持する大麻を吸わせてもらっただけ、となれば、そもそも罪に問う事が出来ないという事になる。

勿論、国民的なアイドルを逮捕なんてしたら巨大芸能プロダクションを敵に回してしまい、報復として警察・検察官僚の行為をバラされたら日本の司法が崩壊してしまうから、何て事もあり得るだろう。

終戦で一度リセットされた日本の社会も、それから75年の間に利権や腐敗が進んでしまい、そろそろもう一度ガラガラポンが必要な時期にきているようだ。

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