最高裁判決 トランスジェンダー職員のトイレ使用制限は「違法」
7月 12, 2023
『経済産業省に勤める50代のトランスジェンダー女性の職員が、省内で女性用トイレの使用を不当に制限されたとして、国に処遇改善を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は11日、制限を認めた人事院の判定は「違法」と判断した。裁判官5人の全員一致による結論。性的少数者の職場環境を巡る初判断で、官民の対応に影響を与えそうだ。』(東京新聞)
この職員は1999年ごろに性同一性障害と診断された。健康上の理由で性別適合手術は受けず、2010年、同僚への説明会を経て、女性の身なりで勤務するようになったが、女性用トイレは、職場から2階以上離れたトイレしか使うことが認められなかった。職員はトイレの自由な使用を求めたが人事院は2015年、認めない判定をした。
職員は訴訟を起こしたが2019年の一審判決は人事院の判定を取り消し、国に132万円の賠償を命令。しかし、二審では使用制限は他の職員の羞恥心などを考慮したもので不合理ではないと判断し、上司の発言についてのみを違法とし、賠償額を11万円に減額した。
そして今回の最高裁の判決では再び職員が勝訴した事で、裁判の度に判決が逆転したような形となった。まあ、それだけ、この問題は複雑だという事だろう。
米国でも同じような訴訟はあり
⇒米最高裁 トランスジェンダーのトイレ制限は違法と判断
ところで、今後トランスジェンダーの雇用が進むことは容易に想像できる
⇒ディズニーの新方針はLGBTQキャラを増やす事
その時、またまたトイレ問題が発生するだろうが、ディズニーはどのようにしているのだろうか、と思ったら
とある国のディズニー舞台裏😳🐸 pic.twitter.com/MPHzW8J54Q
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) July 11, 2023
おおっと、成程これなら法律的には全く問題ない。
とはいえ、知らずにこのトイレに入った男性が、この光景を見たら‥‥。
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