創価学会って仏教なのか?(後編)

12月 9, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

仏教と言えば思い浮かぶのは、坊さんとお経であり、お経は葬式や法事で坊さんが唱えるというのが世間一般の日本人の感覚だ。ただし、お経は熱心な仏教徒も自宅で唱える事もあり、そういえば死んだ婆ちゃんが毎朝お仏壇に向かって、何やらお経を唱えていたのを覚えている、何て人も多いだろう。

その在宅でのお経で、最もメジャーなのは「般若心経(はんにゃしんぎょう)」で、これはお経としては比較的短いが、その内容は仏教の神髄を凝縮したもの、と言われている。確かに般若心経の内容は、最新の量子力学と一致しているのには驚く。

そんな有難い般若心経は多くの宗派で読まれているが、これを読まないどころか禁止している宗派もある。

それが、浄土真宗と日蓮宗だ。創価学会は以前は日蓮正宗に属していたから、お経も基本的には日蓮宗だが、何やら独特のものがある。しかも現在は日蓮正宗から破門されているので、創価の葬式に僧侶は来ない。その代わりに、信者が集まって集団でお経をあげるのだが、坊さんのお経とは違い何やら独特の雰囲気があった。

というのは、知人の奥さんが比較的若くして亡くなった時、知人の親が熱心な学会信者という事で、親の意向で学会式になったらしい。それで、通夜に参列したのだが、何やら薄汚い連中が早口で変なお経らしきものを唱えていた。

何処の宗派でも、檀家で熱心にお経をあげる人向けには「檀信徒用勤行次第」などというものがあり、毎日のお勤め(勤行)の手順を規定しているが、それでは学会の勤行はどうなっているのだろうか?

調べてみたらば約15分の勤行で
① 題目三唱 30秒
方便品 1分30秒
自我偈 2分
④ 題目 10分
⑤ 御祈念文 2分
⑥ 題目三唱 30秒
となっていて、このうち②、③は何やらお経っぽいものだが、やたらと早口で、我々が感じるいわゆる「お経」というものでは無い。そして残る①、④、⑤、⑥はただひたすら「なんみょうほうれんげーきょー」を繰り返すだけだった。

この中で、②と③は前述の学会の葬式で聞いた、あの違和感ありありの奴だった。

結局15分の内、13分は只ひたすら「なんみょうほうれんげーきょー」を繰り返しているだけで、成程、典型的学会信者を「なんみょーのば●あ」なんて比喩している訳だ(笑

ところで、「本当の日蓮宗」はどうなっているのかというと、勧請・開経偈・方便品・自我偈・祖訓・唱題・宝塔偈・回向・四弘誓願であり、方便品自我偈は学会の勤行にも入っている。

しかし、実際に聞いてみると日蓮宗は如何にも「お経」という感じの唱え方だが、既述のように学会ではとても同じものとは思えないようなヘンテコリンなものだ。

更に、日蓮宗の次第ではお経の前に開経偈や最後に功徳を皆に分け与える回向という、仏教各宗派でも当たり前のものが、学会の勤行には無い。とにかく「なんみょう」一筋なのだ。

結局、ヘンテコリンな仏壇の前で只々「なんみょうほうれんげーきょー」を唱えるまくるという、まあ、頭は悪いし教養も無いという典型的なナンミョーのば●あでも務まるという事で考えらえたのではないか?

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