シンセサイザー2(年金フル世代の趣味)

前回の「シンセサイザー(年金フル世代の趣味)」では現在新品で購入できるアナログシンセサイザーを取り上げたが、これらは価格的にも40万円クラスが多く、老後の趣味で取りあえずチョイとやってみよう、という場合には高すぎる。そこで今回は続編としてもう少し価格帯の低いものを取り上げる事にした。

まずはモーグで、SUB37 という機種が現在18万円くらいで入手できる。ミニモーグの45鍵より少し少ない36鍵で筺体も少し小さいが機能的には殆ど変わらず、モーグ独特の太いアナログ音を満喫できる。最新機種だけあってUSBでPCと接続し、専用のアプリをインストールすれば複雑なアナログシンセの設定をPC上で出来る。なお SUB37 は本体にメモリーも内蔵しているから作成した音をプリセットとして記憶出来て、必要な時には簡単に呼び出す事ができる。

もっと安い価格帯なら、ARTURIA (アートリア) MINIBRUTE2 というアナログシンセが7万円くらいで買える。これも1音のみのモノフォニックでしかもメモリーも無いから作った音は手書きメモでもしておくしかないし、作る度に微妙に変わるから極端に言えば同じ音は2度と作れないが、その不便さが趣味で音色を作って遊ぶには実に良い。音はチョイと荒っぽいが、それがまたアナログらしくて良い。

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次にプロフェットについては少し廉価版の Prophet Rev2-8V が25万円くらいで購入できる。これは同時に8音発音できる(8ボイス)ポリフォニックで、この面では寧ろProphet6 の6音より勝っているくらいだし、内容的にも大きな変わりは無いくらいだ。更に Prophet Rev2-8V を4音、44鍵に簡略化した Mopho x4 というモデルなら15万円くらいで購入できる。

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上記のシンセはモーグに代表されるモノフォニックでは音自体を作るのが主体となるし、プロフェットのようなポリフォニックでは両手で普通に演奏するのが主となるから、どちらが良いかよりも何をやりたいかで選択が決まる。

実は最近はこのアナログシンセが見直されてリバイバル状態で、各メーカーから新型機種が発売されている。中でも注目は低価格のPA機材を供給しているので有名なBEHRINGER (ベリンガー) がアナログシンセに進出して発売したシリーズで、6音ポリのDeepMind6が6万円、12音ポリのDeepMind12でも8万円という驚異の低価格で、同じく12音ポリの Prophet12の43万円と比べて以下に安いかが判るだろう。

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ではこれらのシンセでどんな音が出るのかについては以下の動画が参考になると思う。

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