富士ゼロックス、韓国工場閉鎖済み？

昨年の11月中旬に富士ゼロックスが韓国の仁川(インチョン)工場を2019年3月末に閉鎖することを決めたというニュースが飛び交っていたが、今は既に閉鎖予定の3月を過ぎているが、その後の状況をググってみても出てこない。

そこで富士ゼロックスのサイトから韓国法人のサイトへ行きつき、これを自動翻訳で事業所一覧を調べて見たらば‥‥

おおっ、工場の項目に工場が無い！ すなわち工場のあった筈の仁川には支店(ビルの9階)と営業チームしか無い。そして他の場所に工場があるかといえば‥‥これも無い。

という事は予定通りに仁川工場は閉鎖されているという事で、これにより職員180人と協力会社の職員を合わせて約350人が解雇された事になる。しかも韓国内には他に工場は無いから、韓国でのゼロックスのコピー機の生産は終わった事になる。

元々富士ゼロックスはITの普及によるペーパーレス化で業績の下降は避けられず、日本国内外で大規模なリストラを計画していたが、そんなところに自称徴用工の問題が出てきて、これ幸いとばかりに真っ先に韓国の工場を畳むという、ヤッパリ富士フィルム系は優秀だね。

昨年の閉鎖決定に対して、富士ゼロックスコリアの労働組合は反対する立場を示し「絶対反対要請文」で「今年はじめ、労使間の自主的な組織スリム化を通した構造調整で、次段階では『構造調整はない』という確約を得ていたのに、今のような事態が発生して会社を信じることはできない」とか言っていたようだが、信じるも信じないも工場は閉鎖だし、韓国法人自体も恐らく撤収だろう。

それにしても何時の間にか韓国の工場が閉鎖されていた訳だが、何故その話題は出ないのだろうか？ もしかして、他にも静かに韓国から事業を撤退している企業は多いんじゃないかな。

何れにしても韓国が国家破綻するのも時間も問題だろう。