2025年問題とは?

5月 13, 2019 0 投稿者: B_Otaku

今回も最近ネット上で度々見掛ける言葉として「2025年問題」について纏めてみる。

2025年問題とは団塊世代が75歳、すなわち後期高齢者となり、認知症高齢者と単身世帯が急増するであろう事により、医療や介護の財源や施設の不足が予想されるリスク、と言えば穏やかだがこらはもう大パニック間違い無し予測を指している。

なおより詳細に知りたい場合は上図の出典元である、厚生労働省「今後の高齢化の進展~2025年の超高齢社会像~」を参照願いたい。

そしてこれは現在の最重要課題であり、厚生労働省では地域包括ケアシステムの構築を進めている。

上図の出典は首相官邸未来投資会議 構造改革徹底推進会合「地域包括ケアシステムの構築に向けた取組」で、これも詳細は出展元にて。

ところが下の図は厚生労働省「平成29年版厚生労働白書」に掲載されていた図で、これを見ると2025年には病床を2015年よりも約10%減らし、その分は介護施設や在宅医療に回す計画となっている。高齢者が増えるのに病床を減らすってぇ?

と言う事は、介護施設に入る資金的余裕は無く、在宅医療するにも介護する家族が居無い場合は‥‥ハテ?

なーる程、これは大問題だからぁ、2025年問題って言うんだっ! って、感心している場合じゃあ無いだろう。