CASEって何だ?

5月 12, 2019 0 投稿者: B_Otaku

最近ネット上で度々目にするのが”CASE“という言葉。さてこれは一体何だろう。

という事で今回はCASEを取り上げみた。

結論から言えば
Connected(接続)
Autonomous(自動運転)
Sharede & Services(共有と提供)
Electric(電気自動車)
の頭文字を並べたものだ。

Connectedはクルマの状態や周囲の道路状況などの情報をセンサーから収集し、これにネットワークによる通信機能を介しての情報収集や解析をするという事を意味している。

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Autonomousについては既に各カーメーカーが其々取り組んでいるから、今後徐々に完全自動化に向かって開発されて行くだろう。因みに完全自動運転が運用されるのは2030年代と言われているから早くても10年後であり、う~ん、それまで生きていられるか‥‥だな。

Sharede & Servicesについては海外ではライドシェ、すなわち乗用車の相乗りの需要をマッチングさせるソーシャルサービスを意味するが、日本では法規制によりこれが違法となっている。そこでAIを駆使したタクシー配車システム等を開発しているようで、この分野はソフトバンク等の通信系の企業も参加している。

Electricは言うまでも無く将来は内燃機関からこれに置き代わって行くだろう事は想像出来るが最大のネックは電池であり、電気自動車の成功は電池次第である。

以上4つのテーマを統合しての近い将来のクルマ環境がCASEであり、これはカーメーカーのみならず今後は多業種に渡っての産業界の一大変革となるのは間違いない。