香港でもマスク不足で未明から行列

2月 2, 2020 0 投稿者: B_Otaku

中国武漢に端を発した新型ウィルス感染騒ぎは香港でもマスク需要の急増により品薄状態となっていて、ドラックストの前には午前2時から市民が並ぶという状況になっている、という。
これによりマスクの価格は6倍程度に跳ね上がり、「N95」規格のマスクが20枚入りで750香港ドル、約1万円で売られていたり、性能や製造日を偽った粗悪品も出回っているようだ。

そして中国政府は1日、米中貿易摩擦で米国からの輸入品に追加関税を課しているが、新型ウイルスの予防・抑制にかかわる防疫品、すなわちマスク・防護服・ゴーグル等については除外する、と発表した。

まあ、そりゃあ、そうだろう。既に中国では1週間で総額25憶円の防疫品を各国から輸入している。しかし、中国としては今や米中貿易摩擦どころの騒ぎではない状態であり、この騒ぎが更に拡大し、国外でも大流行となったら、周政権の崩壊は十分にありえる。

ところでマスクに関して度々登場する「N95」規格とはどんなものなのだろうか? そこで調べてみたら、N95マスクとは米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子用マスクのことで、0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能を満足するものだった。

そこでアマゾンで調べたら我々が普通に薬局で買っているものよりも遥かに本格的という感じだ、それで価格はと言えば、もう既に暴騰しているようで、アマゾン自身の販売は無くマーケットプレイスとして業者が出店しているものが多いが、その価格は20枚入りで2万円くらいだった。という事は1枚が1000円って、これはいくら何でも高すぎるだろう。前述の香港の悪徳業者が20枚入りで1万円だったが、これはその2倍だから、更に悪徳な商売をしているのだった。

WPPhto200202-1.jpg

しかし驚くのはまだ早い!下の画像をみると、何と使い捨て25枚入りで百万円!!
もう殆どギャグの世界だ。

要するに既にパニックを見越しての悪徳業者が蔓延っているのだった。

いやそれ以上に、N95マスクでは通常生活はできそうにない。これは粉じん作用などに使うもののようだ。