「特別定額給付金」 オンライン申請の方が支給が遅れる??

5月 20, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

一人10万円の特別給付金の申請はオンラインなら今月1日から受け付けていた。しかし郵送となると申請書が届くのが月末から6月上旬というのでは、それから手書き申請書を郵送してら何時の事やら‥‥。

という事でマイナンバーカードがあればオンライン申請を選ぶのは当然だろう。これでより早く給付金を受け取る事ができる、と思ったら‥‥。
特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策)の申請をやってみた

オンライン申請は政府のマイナポータルというサイトにアクセスして、ここから必要事項を入力すると、2~3日後に住居地域の市町村に転送したというメールが返信されて来た。税金のオンライン申請(e-tax)も医療費控除なと確定申告による還付金がある場合は1週間くらいで振り込まれているから、これも1週間もすれば振り込まれるかもしれない、と思ったのが甘かった。

市町村に転送したという事は、振込の業務は市町村の職員が担当するという事だ。あっちゃー、市役所職員といえば税金泥棒とも言われる公務員の中でも最も低レベル、ハッキリ言ってバカの集団だから、もしかして大幅に遅れるんじゃないか、との懸念もあったが‥‥はい、その通りでした。ガーンっ。

実はマイナポータルと市町村の住民基本台帳のシステムはデーターが繋がっておらず、パソコンを2台並べて二人で2つのシステムのデータを目視と読み上げして確認するという事をやっていて、必死の徹夜作業でも1日に処理できるのは350件。対する郵送は1日に3000件の処理が出来るという事だった。

となると、人口30万人の市で10万世帯と仮定して、その10%がオンライン申請したとすると1万件であり、1日350件の処理では29日掛かる事になり、下手をするとオンライン申請の方が支給が遅れるという事態もあり得るようだ。

まあ親方日の丸の公務員は民間企業のように生活が掛かっていない分だけITに関しても勉強不足だから、小役人=情弱というのは常識であり、また国のシステムも含めて官公庁向けの情報システムというのは外部に委託するとしても窓口が無知であり、利権も絡んでロクなシステムでは無いというのも世の中の常識だ。

とはいえ、まさかこれ程とは‥‥。完全に「想定外」という奴だった。

新型コロナウイルスの蔓延は世界中の政治経済システムが完全に新しくなる良いチャンスかもしれない、と考えれば、日本の悪名高き公務員も大幅整理のチャンスで、今なら出来る!という気がするが‥‥。