中共が漁船に尖閣30カイリの進入禁止
8月 16, 2020
中共の設定する休漁期間が昨日で終了したことで尖閣付近での漁を再開すべく、浙江省などから100~200隻の漁船が日本の排他的経済水域や領海内に侵入し漁を行うという情報で、日本でも緊張が走っていた。
ところが共同通信によると、東シナ海沿岸の福建、浙江両省の地元当局が漁民に対し「釣魚島周辺30カイリ(約56キロ)への進入禁止」など、尖閣への接近を禁じる指示をしていたことが分かった、という。
何と中共は突然弱気になったようだ。
確かに最近の米国の南シナ海やインド洋における行動をみれば、尖閣に対しても下手な事をすれば本気で攻撃してくる可能性すら感じたのだろう。
⇒米軍がインド洋にB-2爆撃機を配備
また日本側も河野防衛相の談話で尖閣について「自衛隊としても海上保安庁と連携し、必要な場合にはしっかり行動したい」と述べている。
中共は米国が他国の領土問題には関知しないと読んで、米国抜きでの日中対戦なら十分勝てると目論んでいたようだが、米国は既に尖閣が日本の領土との立場を表明しているし、尖閣侵略に対しては米軍がこれを阻止しそうな状況になってきた。
⇒米国は中共の南シナ海領有権主張を違法 尖閣は日本領との立場に変遷した
加えて2021年までに尖閣に新たな米軍基地を作るとも表明している。
⇒米陸軍長官 「2021年に新たな基地を尖閣に作る」
まあ米国としても南シナ海と共に尖閣を含む東シナ海から中共を排除する事は重要な戦略であり、これにより中共の海軍を完全に中共沿岸に封じ込める事が出来る。
とは言え、油断は禁物であり、一刻も早く完全な無人島となっている魚釣島に固定施設を作り、公務員の常駐などを考えるべきだろう。こんな当たり前の事を何故に今までやらなかったのか不思議だが、そうかぁ、自民党にも2F一派のような媚中派がこれを邪魔していたが原因だったのだ。
しかし今ではそれもバレたことから、今後はやり易くなるだろう。