中共がサムスンとSKに米国の圧力に協力するなと警告するも 両社はファーウェイとの半導体取引を中止

9月 11, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

ニューヨークタイムズは『中共がサムスン電子とSKハイニックスなどの韓国企業を含む主要外国先端企業関係者を呼び、米国の対中国圧迫に加担するなと警告した』と報道している。これは先月、米国がファーウェイに対して事実上の禁輸措置を取った事に対する中共としての反撃であり、激化する米中貿易戦争で韓国企業などが両国の狭間で選択を迫られる状況に追い詰められている。

それでサムスン電子とSKハイニックはというと、ファーウェイ向けの半導体メモリの生産と供給を中止すると、あっさり決定した。これらの半導体は米国の技術や設備を使わずに製品を生産し検査するのは事実上不可能な事から、米国の納入禁止制裁に対応した形となった。

ところで両社がファーウェイ向けの販売が無くなった事による影響は、サムスンでは売り上げ高の3.2%に当たる6,600憶円、SKが11.4%の2,700憶円というから、これで即経営危機になる程の金額では無いだろう(勿論痛手は大きいが)。言い換えればSKでも11.4%の販売を確保するために米国への販売が出来なくなる事を考えれば、これは中共を切り捨てるのが当然だ。

結局、韓国は米国には逆らえないということであり、米国の極めて強硬な対中共政策をみれば、いくら共産主義者の文ちゃんが頑張っても、流石に中国側に付く事は出来ないだろう。これは陰謀論的見かたをすれば、米国に逆らうとこんなもんじゃあ済まないぞ、とばかりに大型台風3連発で脅しをかけた、という事かな。

なお中共が脅かしをかました相手はサムスン、SKという韓国企業ばかりか、デルやマイクロソフトなどのバリバリの米国企業にも及んでいる。これこそ中共のおごりであり、米国企業でも販売減を考えればファーウェイとの取引を中止する事は無いと踏んだのが大きな誤りだったのだ。
米国がファーウェイに追加制裁で半導体供給も禁止

さて、それでは日本はといえば、未だにキンペイの国賓での訪日を実施しようなどと言っている一派が自民党内に居る現実では、大統領が共産主義者の韓国の事を非難出来ないくらいで、いい加減これは何とかしろよ、と言いたいところだ。

ファーウェイ製スマホの部品の半分は日本製だった!

当然ながら日本だってファーウェイ向けの生産と出荷は停止するのだろうが‥‥。