中共国営自動車メーカーが社債164億円未払でデフォルト

10月 29, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

『中国遼寧省政府の管理下にある国営自動車メーカー、華晨汽車集団(以下は華晨汽車)は、10月23日に償還を迎えた社債をデフォルト(債務不履行)したことが明らかになった』と、香港系メディアの大紀元が10月27日に伝えている。

その内容は『2017年10月に発行した社債「17華汽05」をデフォルトした。同社は元本の10億元(約156億円)に加えて、元利金5300万元(約8億円)の支払いが滞っている。』と中国の「財新網」などが伝えている。

華晨汽車はBMWとの合弁企業により中国でBMW車を生産している。華晨汽車のグループ全体の2019年乗用車販売台数は約72万台で、そのうちの55万台がBMWというから3/4がBMWだった事になる。
それでは自社ブランド車はといえば、これがマルで駄目。安全衝突試験の結果は☆1つや0点など、中国製のパチもの丸出しだ。これについては
本篇日記 2020/10/29 (Thu) 中共の国営・華晨汽車集団にて

それで華晨BMWについては2022年までに株式の25%をオランダのBMW子会社に売却する事で合意している。これにより華晨汽車の保有する華晨BMWの株式は25%に減少する。中共は自国内での海外メーカーの生産に対しては、合弁会社とする事を要求しており、それも半分は中共の資本とする事が必要となる。

しかし華晨BMWでは中共の資本が25%に減少したという事は注目に値する。本来ならば中国共産党が資金を出して株式保有率を維持するのだろうが、それだけの力が無くなったという事だろうか。

尤も、これだけ世界から排除されつつある中共の今後の経済状況では、BMWが年間55万台も売れる事は無くなるだろう。言い換えればBMWも全世界の生産台数を減らす事になるが、まあそれはトヨタも日産も同様ではある。

いやそれ以上に中国とべったりのフォルクスワーゲンはどうなるのだろうか?

そして中共の今後は、米国大統領選挙に結果にかかっている。

今の世界情勢は何百年に一度の大きな変革期を迎えている事には間違いない。

という事は、我々は「歴史の生き証人」か!

えっ、おまえ、結論出るまで生きてるんか、だってぇ?