EVの中古車販売 大苦戦
5月 17, 2022
日本で電気自動車(BEV)が本格的に販売されたのは、2016年10月にフルモデルチェンジされ2代目となった日産リーフからであろう。このリーフは初代に比べてより洗練され、量産車として十分なものだった。
⇒Nissan Leaf 試乗記 (2017/10)
そしてそれから約5年が経過し、市場には中古車が出回る時期となった。ところが、いざ中古車が出回ると、BEVはガソリン車やハイブリッド車(HEV)に比べて走行距離が短い事とともに、それにも関わらず新車に対する値下がりが大きい事が判明してきた。
では何故に走行距離が短いかといえば、ユーザーの多くが新しいモノ好きで、買い替えサイクルが短い事と、用途として近場の足としてのいわゆるチョイ乗りが多いために距離が伸びない事だという。
そしてもう一つは、マスコミの環境詐欺に騙されて買ってはみたものの、充電インフラが整っていないために走行中の電池切れというストレスがあり、とてもではないが遠出には使えない、という事だ。
中には自宅で夜間に充電する為に充電設備を設置したが、予想外に電気を食ってしまい充電中にエアコンが使えず、夏場は自慢の豪邸で汗だくになって熟睡できず、睡眠不足になった、なんて漫画みたいな事実があったりする。
EVへの急激な転換なんていうのは、環境詐欺師たちの策略であり、しかし最近は徐々にこれがバレ始めて、米国では一部マスコミもこれを隠し切れなくなっている。
⇒EVが決してグリーンではない事を米マスコミも言い始めた
話を中古BEVに戻すと、リーフの場合、2019年式でも新車価格の半額程度となっているのに対して、HEVのプリウスなどは同じ条件でも新車価格の70%以上をキープしている。
尤もHEVもバッテリーの寿命に近づく8年ものとなれば、当然ガソリン車よりも価格が下がってくるが、そのガソリン車だって8年ともなれば余程の人気車種でも無い限り大した下取り価格はつかないから、それ程の問題にはならないだろう。
という訳で、徐々にバレてきたBEVの問題点とともに環境詐欺もバレつつあり、BEVのみならず、ソーラー発電も逆に公害の元凶という事がバレつつある。
ところで、最近までこれらを推進すべき、とドヤ顔で珍次郎などのアホ政治家や評論家の先生たちは、この落とし前をどう付けてくれるんだろうかねぇ(笑
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