ヒュンダイ自動車がサウジに水素自動車を輸出だってぇ。

韓国のヒュンダイ自動車はサウジアラビアに水素インフラ実証事業のための燃料電池車(水素自動車、FCV)を初めて輸出する、と韓国ではホルホルしている。

韓国ヒュンダイ自動車は昨年、サウジアラビア国営石油会社アラムコと水素エコシステムの拡大で覚書を交わしている。これは両社の協力によって韓国国内に水素供給インフラと水素ステーションの展開を進めると共に、サウジアラビアでのヒュンダイ製FCVを認知度向上に取り組む、というものだ。

アラムコは石油化学工程で生産したナフサを分解し、出てくる副生水素を基盤に水素エネルギー新事業を夢見ていて、その事業の相手として韓国のヒュンダイ自動車を選んだ、というものだ。

従って、今回のFCV車はそのためのサンプルの輸出という事で、決して多くのFCVをサウジで販売するというモノではない。

韓国は世界で唯一FCVを次世代自動車の本命とか言って、国内で大いに普及させようとしているという、希少な国だ。
⇒世界最高技術のヒュンダイ水素自動車、トヨタに中国市場を奪われるニダ、はぁ～？

そして、韓国自慢の世界初の量産FCVと言っているのが、今回のサウジ輸出でも使われるSUVタイプの寝糞、もといネクソで、価格は千数百万円もして、燃費もガソリン以下という世界中の笑いもの状態のクルマだ。ネクソについては
⇒本篇日記 2019/12/4 (Wed) 　Hyundai Nexo (2019) にて

韓国は天然資源に乏しく、サウジアラビアは韓国としては最大の石油供給国であり、サウジからすれば体制派のジャーナリストをトルコのサウジ領事館で殺害した事件により国際社会、取り分け欧州諸国から批判を浴びている状況で、韓国に目を向けているという、両者の思惑が一致してという事か。

ところで韓国と中東といえば、韓国はイランからの借金踏む倒し状態だが‥‥
⇒イランが韓国に原油代7兆ウォン支払い要求

そんな国と取引しようというサウジも、厳しい状況である事が良く判る。