日本のマスコミが米大統領選一色にして隠したかったのはRCEP合意だった

11月 16, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

このところ日本のマスコミの異常なまでのトランプ叩きと米国大統領選挙の話題一色の状況は何か変じゃないのか、と疑問も湧いてくる。大体、日本のマスコミが何かで大騒ぎする時は、別に隠したい事があるのが普通だ。例えば政権政党のスキャンダルが出そうになると、何故か有名芸能人の薬物事件が勃発したりする。

今回の米国大統領選はごく最近ではびったり収まったが、という事は何か隠したい事が終わったのだろうか?

ここで考えられる原因の一つがRCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership、東アジア地域包括的経済連携)で、これは日本が中国、韓国、ASEAN各国などアジア太平洋の16か国との自由貿易圏の構築を目指すものだ。

ややっ、中共と韓国だってぇ?しかもアジアの主要国であるインドは除くのだった。日本としてはこんなモノに一体、何のメリットがあるのだろうか?

このRCEPについて、15日の首脳会議で、インドを除く15か国により合意することになったらしい。

なっ、なにい~。今のご時世では日本から見れば中共や韓国はむしろ切り捨てたい国であり、逆に今後重要となるインドが入っていないし、勿論台湾もいない。

こんなものに合意した何て、俺ぁ知らなかったぞ!とか、言っても後の祭りで、成程これに合意したからには、今後大統領の話題も萎んでくるかもしれない。

そして今後はまた新型コロナ、所謂中共ウイルスの話題で持ちきりだろう。

もちろんウイルス騒ぎは日本人にとっても重要だが、あまりにも見え見えなのも、これまた何時ものとおりだった。

【補足】
RCEP:東南アジア諸国連合加盟10ヶ国に、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの6ヶ国を含めた計16ヶ国でFTAを進める構想
東南アジア諸国連合(Association of South‐East Asian Nations、ASEAN)は
インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア