ベネズエラ 遂に通貨100万分の1に切り下げ
10月 3, 2021
原油埋蔵量が世界一で、本来は極めて裕福な国の筈だったベネズエラ。しかし、1992年に反市場原理主義を掲げたチャベス大統領就任により国は凋落の一途を辿り、2013にはそのチャベスが死亡。その後を継いだマドゥーロ前副大統領が昇格し社会主義路線を踏襲した事により、僅か数年で暴力と飢えとハイパーインフレに象徴される国にまで落ちぶれてしまった。
さっすがぁ~、世界一の原油埋蔵でも数年で国家破綻に向かうという、社会主義の素晴らしさ!
そして一昨年春には既に危機的状況だった。
⇒ベネズエラで何が起こってるのか?
そのベネズエラが10月1日に通貨ボリバルを100万分の1に切り下げるデノミネーションを実施した。ひゃ、ひゃくまんぶんのいち、って‥‥。
100万円が1円になるという事だ。実はベネズエラは2018年にも10万分の1に切り下げるデノミネーションが行われていたから、2017年時点と今では通貨は100万×10万だから、1000億分の1!
なお新通貨の名称は従来の「ボリバル」から「ボリバル・デジタル」に変更となったが、デジタル通貨との関係は不明。
ところで、国家破綻ではベネズエラの後を追っていると言われているのが、ご存知お隣のK国だ。
いや、影響力からしたら桁違いである中共のほうがヤバいかも。