改革を訴えた党員を除名した日本共産党

2月 15, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

今年初め、共産党の元幹部で現役の共産党員が党首公選制の導入を公然と求めたことで、同党執行部が元幹部を除名処分としていた。

ところが、この事実が他の政党だけではなく、多くのメディアと共に国民の厳しい批判を浴びている、という。

それで、今年23年目になる志位委員長は批判に対して「集団指導によって民主的に党運営をやるのが一番合理的。あらゆる角度から見て、党首公選は道理がない、キリ(`・ω・´)」と言ったとか。

共産党はピークでは約50万人だった党員数は今では30万人を割り込んでいる、って、な~んだ、未だ30万人も居るんだ(笑

まあ、中国を見ても判る通りで、共産党には公選によるトップの選出なんて発想はそもそも全く無い。一部のエリートが国を牛耳る、言ってみれば現代の専制君主制だ。元々、封建時代の王政から人民の元に政治を取り戻す筈の共産革命は、結局君主が変わっただけだった。

そんな共産主義を標榜する日本共産党も、当然ながら党首の公選なんて事をやるわけもなく、党首は死ぬか失脚するまで続けるのはキンペイを見れば判る事だ。

ところで、その共産党も一時期は可成り柔軟な姿勢を見せて、自公に代わる野党政権の樹立と参画への意欲を見せていた時期もあったが、当時立憲民主党代表のエダノンに共産党を含めた連立は考えていない、とキッパリ否定されてしまった。

そのエダノンが失脚して、後任となった泉健太代表はエダノンよりも右寄りであり、増々共産党との共闘は無さそうだから、共産党の未来も実に厳しいものだある。

まあ、内部抗争は左翼の得意とするところだから、頑張って自爆してもらおうかな。

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